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北大ヒグマ研究グループとは?

北大ヒグマ研究グループ(研究会じゃないです。)、通称クマ研は1970年ぐらいに「ヒグマが見たい!」と言う 北海道大学の院生たちによって設立されたサークルです。 それから先輩たちの試行錯誤の積み重ねがあり、現在では天塩での長期モニタリング、 大雪山系での直接観察、十勝浦幌での食生調査を中心に活動しています。

調査地紹介

私たちは様々なフィールドで調査をおこなっています。ここでは、その主な調査地を紹介します。

Photo Gallery

活動中に撮影した写真を中心に掲載していきます。

※写真掲載には、写真共有サイト「Flickr」を利用させていただいています。

代表より

僕のクマ研との出会いは高校1年生の時に遡ります。 叔父が元K迪寮生で(当時はクマ研部屋が寮内にあったそうです。)、 当時同寮生だったクマ研人とM雀の親交があったそうで、クマ研という変なやつらがいた、という話をしてくれたのです。 そんなことで「クマ研に入ろう!」と北大を目指すことになってしまいました。無事北大に合格すると親の友人の息子さん(しかも高校の先輩)がクマ研にいることを知り(なんとも不思議な縁です。)、 そのつてを頼ってクマ研に入ったのでした。



それから2年間、色々なことがありました。酒が嫌いだった当初は馴染めず、悶々とする日々もありました。 ヒグマが見られるといって出かけた大雪では10日間一頭も見られなかった上に、 ポプラ並木も倒れたあの台風の襲撃を受けて一晩テントを支え続けた先輩の偉大さを知り(寝てしまいました、ごめんなさい)、 自然の厳しさを知り…。



そして2年の春には初めて定山渓でヒグマを目視してムダに興奮し、 「森のクマさん」を歌いながら帰りました。初めての調査隊長を務めたその年の夏天塩では、 遭難しかけて1年生に迷惑をかけてしまう始末。 そんな自分が今では代表を任され、ミドルネームには"ビッグマン"をもらい、 その肩書き・名に恥じぬ男になろうと日々精進しています。 ただ最初から今までもクマ研を好きだという気持ちは変わりませんし、 少なくともクマ研にはそれだけの魅力があるところだと思っています。

クマ研とはそんなところです。 こんな感情論では、クマ研に対する見方は人それぞれであるべきで、お叱りを受けそうですが、 客観的な説明はこのHPのコンテンツに任せて、これで「クマ研とは」に代えさせていただきたいと思います。

(2006年3月 北大ヒグマ研究グループ代表)

 

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